NYの素敵な特徴の一つに爽やかな気候にある
雨は降れど、朝には収まり、昼には真っ青な空が顔を出す
真っ赤になった楓を青空のコントラストを見て胸を躍らせつつも、学生時代の研究室周辺にあった香しい黄金の銀杏並木を思い出す
正確に言えば、その並木道を抜け、実験の合間に探索したお得で美味しいランチに想いを馳せる
「真っ赤なモチモチの刀削麺食べたいなぁ」
「シビ辛旨の担々麺食べたいなぁ」
いけない、煩悩を振り払い地面に目をやると昨日はなかったキノコたちが至る所に顔を出しているではないか
「秋野菜の天丼食べたいなぁ」
食欲の秋だもの、この欲望を埋めるには旬の食べ物しかない…!
ということで、今回はNYの秋の定番アクティビティ「apple picking」の体験をご報告
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NY州の周辺には多くの果樹園かつ農家が点在位しており、旬の野菜や果物が収穫できる〇〇狩りが年中行われている
特にりんごは人気で、日本のスーパーでは見かけないような種類のりんごもたくさん収穫できる
我がラボも例に漏れずapple pickingが恒例行事らしいので乗っからせていただいた
いざ会場に着くと味のある手作りのりんご型看板がお出迎え
早朝にも関わらずたくさんの車が駐車場に停まっている
入り口でリンゴを入れる用のビニールを購入、大きいサイズで2000円くらい?
トラックの荷台に繋がれた馬が乗っていそうなケースに簡易の椅子を取り付けた乗り物に乗車
広大な農園を走って林檎園に到着
てっきり日本のようにどうぶつの森に出てきそうな形の低木に、大事に紙に包まれた林檎たちが待ち構えているものとばかり思っていたのだが
実際は、細長く上に伸びた小さなリンゴの薮が幾重にも列をなして整然と続いていたのだった
小さな木に反してゴロゴロと実ったリンゴたちは、熟れたものから自重に耐えきれず地面に転がっている
ちっさいことは気にしない、スケールと効率で勝負するところはなんともアメリカらしい

近くの見たことのない大きな深紅を取って食べてみる
「….! 中は真っ白でシャクシャクでジューシー」
加熱すると形が崩れそうなのでジュースにするのが良さそう
日本では珍しい青リンゴも多数発見!
青リンゴ味のお菓子はよくあるけれど実際に青リンゴの風味と味を知っている日本人は少ないのではないだあろうか?
「酸っぱいけれど爽やかな甘味がってchrunchy!」
皮が分厚いものもあるので、皮を剥いたり加熱処理すると酸味もマイルドになって食べやすそう
知らない品種のりんごたちの中に俺たちの「藤りんご」を発見
ところどころ「FUGI」という誤植があるのもプリティー(日本語のJIと英語のGの発音が入り混じったのかな)

欲望のままにリンゴを狩り歩いていたらとんでもない重さになってしまったので撤退
お土産屋さんで人気のApple cider donut を箱買いし、みんなでつまいみ喰いしてわいわい写真を撮ったら二時間くらいであっさり解散
アメリカ人のフッ軽さと休日を楽しむ心意気に感心したのでした
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お家に帰ってからどの品種をどれだけ取ったか確認すべく並べてみると圧巻である


青リンゴたちはりんごバター(ジャムのバター入り)、日本のリンゴに近い味の赤斑なりんごはらぽっぽ風のタルトに、残りはリンゴたっぷりのポテサラやスイートポテトりんご入りに変換された
そして消費されるのに1ヶ月近くかかったのであった….
**おまけEnglish**
Apple picking: リンゴ狩り
crunchy: シャクシャクより?
crispy: カリカリ、硬め
tart: 酸っぱい、sourより控えめな酸っぱさ
fall is in the air: 秋めいてきた


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